
今日も、ご来店頂きましてありがとうございました。
一日中、雨が降ったり止んだりを繰り返す変なお天気でしたが、土曜日とあってたくさんのお客様に足を運んでいただきました。
数種類のみ、ご試食を再開しています。毎回、お客様のご感想には驚かされますが、今日のお客様も的確にその風味を表現なさいました。
北海道産おおはんごんそう(写真)。それをご試食されてから、お帰りどきにボソッと「草むらで転んだ時の香りそのものの蜂蜜にびっくりした。」と・・確かにそうかも!!
『おおはんごんそう』とはキク科の多年草で、明治中期に観賞用として導入され、今やほぼ全国で繁殖し特定外来生物に指定されています。そのたくましさは蜜にも感じられ、草花としての香りをお客様は思い出されたのだと思います。風味は柑橘系でフルーティ。当店でも人気のある蜂蜜です。私の方こそ、その表現力にびっくりしました。W

そして、また別のお客様からは意外なことを学びました。店内に貼ってある地図についてです。
デザインが素敵なので、2枚の地図(写真)をインテリアとして壁に貼っています。ところが、お客様は それをまじまじとご覧になって「これ、いつの時代に作られた地図かわかりますか。」と仰って「エッフェル塔が描かれているので20世紀ごろ。あと、ここに半分黒い丸のEn construction建設中の表示があるので、その路線を探して逆算すればわかるかも知れませんよ。」と、指で一緒に探してみると・・ありました!メトロのジャスマン駅の路線です。また、もう一つの古地図の読み解き方や意味も、「専門ではないけどね。」と、仰りながら詳しく教えていただきました。お帰りになってからわかったのですが、そのお客様は私が一生かかっても会えない方だったのです。もう、光栄としか言いようがありません。
蜂蜜のおかげで、素敵なお客様との出会いが日々あることに、心より感謝申し上げます。
来週も、皆様のご来店を楽しみにお待ちしております!

奈良の養蜂家さんから、坂がきついよーとアドバイスを頂いていたので、いつも大文字山で愛用の杖を持参しました。おかげで、思ったより楽ちん。駐車場から本堂まで、ゆ〜〜っくりで40分です。
所々に、かわいい励ましの看板があります。
最後の階段を登ると、目にも鮮やかな紅葉が!!(今年、初めてきれいな紅葉を見ました。京都は、もう一つ色づきがよくないので)
天然記念物の「お葉つきイチョウ」は、散っていましたが、これはこれで見事な黄色の絨毯が。















