昨年から、これからの森林についてプロの方々と学ぶ機会を得ました。ニホンミツバチにとっても森林は大切な存在(生息域)です。養蜂の未来にかかっていると言っても過言ではありません。畑を荒らすイノシシも問題ですが、森林にとって今、シカが全国的に大問題。シカは年間約2kmのスピードで生息域が広がり、ネズミ算式に(知床で1.2倍。山梨で1.77倍。)絶対数は増え続けます。植物(エサ)の好き嫌いはありますが、飢えたら最後は何でも食べてしまうそうです。温暖化で冬の気温が下がらない為、冬を越す頭数も増え、シカが増えたら林内が明るくなり又、気温も上がります。頼みのハンターさんは減り問題は山積みのようですが、京都には造園業の優れた技術と歴史があり、生態系を保持するためにも共存目指して方法を模索しておられます。現場は本当に大変です。でも、専門家の方々が真剣にディスカッションされてる様子をニホンミツバチになった気持ちで拝見していると、明るい未来が見えてきました。10年後20年後には、ニホンミツバチの自然巣がたくさん見られるような里山になる!!
※写真は、ヘンプオイル(麻実油)とニホンミツバチの蜜蝋です。ハンドクリームをいろんなオイルで試しましたが今は、このヘンプオイルの香りにはまっています。おススメ。