昨日、ご講演頂きました山田牧場(昔、元は百万遍で酪農をされていました)の牧場長 山田先生のお話は、正に現場でないと知り得る事のない深いお話ばかりでした。その、酪農を長年続けられてきた搾りびとの手は、驚くほど大きな手をしていらっしゃいます。(写真)手前の比較対象は女性の手です。実際、お相撲の大鵬さんより大きいそうです。
先ず、搾りびとの訓練として 盃に水を入れて腕に乗せ、こぼれないようにして搾る。つまり、乳房を引っ張ってはいけないそうです。現在では搾乳機を使われますが、昔は手から 牛の様々な情報を得て経験を重ね そして美味しい牛乳を搾る技を極められたのだと知りました。酪農も養蜂も、技術は日進月歩で進んでいます。しかし、生き物を相手にするという難しさ、基本の大切さを忘れてはいけない。現場は、やはり厳しいです。
楽しいジョークも交えて分かりやすく酪農を教えて頂きました山田社長、本当にありがとうございました。
乳製品と蜂蜜の相性は、とても良いです。牧場の従業員の皆さんは、歯医者さん知らずだそうです。蜂蜜とカルシウム豊富なミルクで、美味しいハニーミルクを 皆様も是非一度、お試しください。山田牧場の詳しくは、コチラ。
そして、「長崎 清子の酪女的小さな写真展」も同時開催中。こちらは、8月31日まで。
「牛さんが可愛い!!」を連呼して止まない長崎さんは、酪農に携わって11年のプロ。その毎日の光景をプロの目線で撮っておられるので 貴重な写真ばかりです。